座長の言葉
2018年4月に臨床研究法が施行され、運用が始まっている。この臨床研究法については、医療現場から、これでは臨床研究ができないという意見や、開発現場から医療機器開発ができないという意見がでているが、臨床研究法への理解不足から必要以上に恐れているところも否めない。これらの不安を払拭するためには、臨床研究法の理解を高めることが必須であると考え、臨床研究法について基本的なところから理解を深めるセッションを企画した。この企画への参加を通じて、正しい形で臨床研究法が運用されることを期待するとともに、臨床研究、および開発の活性化につながることを期待する。