コーディネーターの言葉
カテーテルアブレーションの広がりとともに、治療技術の最適化はますます重要になっています。ARIA 2018 アブレーションコースでは、九州大学病院より3症例の治療を中継し、最新のアブレーション技術を議論したいと思っています。Cryoballoonによる肺静脈隔離術症例では基本的な技術とpitfallを共有したいと思います。上室性頻拍症例においては、他施設を見る機会は少なく、意外に議論が盛り上がるのではないかと期待しています。 持続性心房細動症例では、まずRFカテーテルを用いた堅固な肺静脈隔離術を実践し、理想の肺静脈隔離術について議論したいと思います。さらに、非肺静脈起源の誘発とマッピング技術をご紹介したいと思います。座長・コメンテータのエキスパートの先生方とともに、アブレーションの技術理解を深める良い機会になればと思います。不整脈医を目指す若い先生方のご参加を心よりお待ち申し上げております!