【Robotic-assisted PCI】セッション企画

ARIA2017

ARIA2017

2017/11/25(土)第3会場 中会議室B 16:50-18:20

Robotic-assisted PCI

座長:上野 高史(久留米大学病院)

企画の目的

近年、世界で技術革新の著しい進化によって、自動運転技術、AI、ICTを利用した第四次産業革命が席巻している。
医療技術にもその波は及んでおり、ダビンチをはじめとするロボット技術を利用した医療機器が既に登場し、医療現場での活用が促進し、医療技術の向上に貢献している。
しかしながら、医療現場におけるロボット技術の活用は限られており、今後益々の利用拡大が期待される。
特に本邦においては、近年の成長戦略でロボット技術支援が取り上げられ、産業政策の要となり、ロボット技術の開発が産官学で活発化し推進されている。
循環器領域においても、米国にてRobotic-assisted PCI Systemが開発、実用化され、本邦への導入が渇望されている。
また、それと同時にロボット技術を利用した医療のあり方は、これまでの医療技術とは異なるものであり、薬事規制、保険医療のあり方に関する議論も必要とされている。
本現状を踏まえ、本邦におけるロボット技術の現状と展望を議論する目的で本セッションを行う。

上野 高史 (Takafumi Ueno)

演題

1) 海外からの報告(Video)

Feasibility of Robotic-assisted PCI System

Aaron Grantham, MD (Saint Luke’s Hospital)

2) 本邦のロボット技術の現状(Video)

工学の立場から

藤江 正克(早稲田大学名誉教授)

3) 医療界の期待

臨床の立場からRobotic-assisted PCI Systemに期待すること

横井 宏佳 (福岡山王病院)

4) 薬事承認上の考え方

新医療機器としての手術用支援機器に期待される安全な普及

未定 (PMDA)

5) 保険医療上の新しい考え方

手術用支援機器と医療経済性
田倉 智之(東京大学)

6) 総合討論

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