【ERの心エコー図:急性期初期診断の重要性を考える】座長の言葉

ARIA2017

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2017/11/25(土)第2会場 大会議室A 14:50-16:20

ERの心エコー図:急性期初期診断の重要性を考える(Case-based discussion)

心エコーシンポジウム

座長:山本 一博(鳥取大学 循環器内科)、渡邉 望(宮崎市郡医師会病院 心臓病センター)

Case Presentation

1. 磯谷彰宏(小倉記念病院 循環器内科):①急性冠症候群 ②弁膜症
2. 西野 峻(宮崎市郡医師会病院 心臓病センター):①急性心筋炎 ②急性肺塞栓
3. 堀端洋子(済生会熊本病院 循環器内科):①急性大動脈解離 ②急性心不全(弁膜症以外)

コメンテーター:恒任 章(長崎大学病院 循環器内科)、宇都宮 裕人(広島大学 循環器内科)

座長の言葉

ERには様々な疾患の救急患者が搬送され、とくに心血管疾患患者においては、その初期診断がその後の生命予後を左右する。
正確かつスピーディな診断のためには、悪い条件下でのスキャン技術に加え、豊富な臨床経験と知識に基づく鑑別診断を挙げながら短時間で診断するスキルが求められる。

主訴・既往歴・経過・心電図所見など、得られる情報を瞬時にインプットしながらリアルタイムにスキャンを進め、初期診断とそれに付随する合併症、時には時間との闘いとなる致死的合併症の診断に至る経過を、症例提示を元に追随体験できる形でのプレゼンテーションにより、ERにおけるファーストタッチでの心エコー図診断の役割につきディスカッションしたい。

渡邉 望(Nozomi Watanabe)
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