プログラム委員からのメッセージ
経皮的大動脈弁留置術(TAVI)が本邦で開始となり6年が経過している中で、TAVIは確立された心臓弁膜症の治療オプションとして認知されている。バルーン拡張型生体弁(牛心膜生体弁)と自己拡張型生体弁(豚心膜生体弁)が主要な生体弁として利用されている中でそれぞれの生体弁の様々なメリット、デメリットが明確になりつつある。本セッションではそれぞれの生体弁のエキスパートに講義を行っていただき、それをもとにディスカッションを通して現在の問題点とこれからの展望について参加者間でshareできれば幸いである。