ARIA2020 会長挨拶

大会テーマ

ARIA2020 若きinterventionalist達の夜明け
-the Rise of Young Jedi Knights-

Alliance for Revolution and Interventional Cardiology Advancement(ARIA)2020を令和2年11月19日(木)〜21日(土)の3日間、福岡市の電気ビル共創館および本館において開催させていただく準備を進めておりましたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を防ぐために、会期を短縮した上でオンラインでの開催へと変更しました。ARIA 2020 in silicoとして、令和2年11月20日(金)〜22日(日)の3日間の会期になります。どうぞよろしくお願い申し上げます。

令和初のARIAは、川井・塩出両会長の下、「ARIA Rhapsody -多様な力を結合する-」のテーマで開催され、おかげさまで1,900名を超える皆様に参加いただき、盛会のうちに幕を閉じました。ARIAはこれまでも、次代を担う若きinterventionalistにフォーカスし、U40世代を中心としたセッションを企画して参りました。
さて令和2年のARIAのテーマですが、ずばり「若きinterventionalist達の夜明け-the Rise of Young Jedi Knights-」とさせて頂き、これからの我が国のinterventional cardiologyの中心となる若手術者を支援する想いを込めました。ご承知の通り、昨年末に公開されたStar Warsシリーズ最終章(episode IX)のタイトルからのネーミングです。

Star Warsシリーズの第一作品(episode IV)は、1977年に公開され、爾来、42年をかけ全9作品で完結しました。このように1977年は、Star Warsファンにとって特別な年と考えられますが、それは我々、interventional cardiologistにとっても同様です。Dr. Gruentzigは、この年の9月16日、スイスのチューリッヒにて、世界初のカテーテルによる冠動脈形成術を成功させました。また我が国では、遠藤章博士が ML-236Bと言う化合物の効果を論文化し、世界に発信したのも同じ1977年でした。スタチン誕生の瞬間です。今日、我々が虚血性心疾患と戦う二つの大きな武器 (force) を手に入れた年が、今回のARIA2020のテーマのモチーフであるStar Warsシリーズの始まりの年と言うのも素敵な偶然かもしれません。

ARIA2020は、多くの若きジェダイの騎士達に活躍の場を提供し、今後の我が国の循環器インターベンション領域の未来を語る会にしたいと考えています。多くの若手の参戦をお待ちしております。またもちろんこれまで通り、若手を導くジェダイ・マスターの皆様のご参加もどうぞよろしくお願い申し上げます。

令和2年7月吉日

Alliance for Revolution and Interventional Cardiology Advancement
ARIA2020 in silico 会長

門田 一繁(Kazushige Kadota)
倉敷中央病院

坂本 知浩(Tomohiro Sakamoto)
済生会熊本病院

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