企画担当:C5研究会
企画の言葉:
PCI治療は成熟期を迎えつつありますが、その本質は局所治療にすぎません。しかし、しかるべき病態にしかるべきPCIを施行するとなると、その効果は絶大であり、患者さんの予後やQOLに直結する良好な成果をもたらします。昨今、本邦における医療経済を鑑み、appropriateなPCIが求められるようになりました。一方で、未曾有な高齢化社会を迎え、病態的・社会的に様々な背景を合併した(Complicated)、心疾患(Cardiac Conditions)が日常的に多く認められるようになりました。そこで、治療戦略についてガイドラインだけでは正解に導けない、いわば解答のない様々な背景を有する症例に対し、我々の持っている治療手段であるカテーテル治療(Catheter)を如何に、どのようなタイミングで有効に活用していけるかを徹底的に検討する会(Conference)、C5研究会(Conference on Complicated Cardiac Conditions treated by Catheter)を企画・開催して参りました。
11月21日(土) 17:10-19:10
座長:
芦田 和博(聖隷横浜病院)
山本 克浩(関西医科大学総合医療センター)
「痛恨の冠動脈解離の一例」
栗田 泰郎(三重大学医学部附属病院)
ディスカッサント:
三宅 省吾(三宅クリニック)
森田 有紀子(国立病院機構相模原病院)
酒井 孝志郎(昭和大学医学部)
西山 裕善(高の原中央病院)